四国遍路-よみがえりの旅
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●空海伝
・秘密曼荼羅十住心論
・即身成仏義
・声字実相義
・般若心経秘鍵
・秘密三昧耶仏戒儀
・念持真言理観啓白文
・三教指帰
・遍照発揮性霊集
・大毘盧遮那成仏神変加持経
…等からの抜粋
●真言密教の行法 (一部の概要)
・胎蔵界妙成就法
・金剛界キャカラバア
・五相成身観
・十波羅蜜道
・護摩供養法
…
●四国遍路を巡礼した修行者や詩人たちの言葉……四国遍路の密意や道指南等
眞念、芭蕉、一遍、山頭火、他
●四国八十八ヶ所霊場の寺院名、御本尊、御詠歌
●遍路紀行記~旅のエピソード・随想 (旅日記から転載)
(標高の高い順/霊場番号、山号、寺院名、標高、御本尊・開祖・宗派)
①第66番 巨鼇山雲辺寺 911m ・千手観世音菩薩・弘法大師・真言宗御室派
②第12番 摩廬山焼山寺 800m ・虚空蔵菩薩・役行者小角・高野山真言宗
③第60番 石鉄山 横峰寺 750m ・大日如来・役行者小角・真言宗御室派
④第45番 海岸山 岩屋寺 700m ・不動明王・弘法大師・真言宗豊山派
➄第21番 舎心山 太龍寺 610m ・虚空蔵菩薩・弘法大師・高野山真言宗
⑥第44番 菅生山 大寶寺 579m ・十一面観世音菩薩・明神右京・真言宗豊山派
⓻第20番 霊鷲山 鶴林寺 550m ・地蔵菩薩・弘法大師・高野山真言宗
⑧第27番 竹林山 神峯寺 500m ・十一面観世音菩薩・行基菩薩・真言宗豊山派
⑨第88番 医王山 大窪寺 500m ・薬師如来・行基菩薩・真言宗大覚寺派
(別格霊場)
⓵第20番 福大山大瀧寺 910m ・西照大権現・行基菩薩・真言宗御室派
②第7番 金山 出石寺 812m ・千手観世音菩薩・道教法師・真言宗御室派
③第3番 月頂山慈眼寺 556m ・十一面観世音菩薩・弘法大師・高野山真言宗
④第15番 宝珠山箸蔵寺 540m ・金毘羅大権現・弘法大師・真言宗御室派
◌人生は遍路なり
空海が高野山に入定されてから、1150年の御遠忌の年―
(1984年)弘法大師・空海の生涯を描いた映画「空海」が全国各地で上映されました。パンフレット(東映株式会社)の一部を掲載します。⇒ここをクリック!!
同年、近くの映画館で、空海の映画を2回、深夜過ぎまで見ました。その便で明け方、石鎚山の禊の滝に行き滝行をしました。
そして数日後、自転車で四国八十八ヶ所巡礼の旅に出たのです。途中、四国を離れ、高野山、大峰山、吉野山をも巡り、21日間の旅でした。
当時、四国の各霊場では「人生は遍路なり」というしおりが配布されていました。祈念後、御姿とともに一寺一寺いただいて来ました。(四国八十八ヶ所霊場会発行)
各霊場のメッセージを見ることができます。下記項目をクリックしてください。(●PDF8ヶ寺毎に表示しています)
<人生は遍路なり1984>
●1霊山寺 2極楽寺 3金泉寺 4大日寺 5地蔵寺 6安楽寺 7十楽寺 8熊谷寺
●9法輪寺 10切幡寺 11藤井寺 12焼山寺 13大日寺 14常楽寺 15国分寺 16観音寺
●17井戸寺 18恩山寺 19立江寺 20鶴林寺 21太龍寺 22平等寺 23薬王寺 24最御崎寺
●25津照寺 26金剛頂寺 27神峯寺 28大日寺 29国分寺 30善楽寺 31竹林寺 32禅師峰寺
●33雪蹊寺 34種間寺 35清滝寺 36青龍寺 37岩本寺 38金剛福寺 39延光寺 40観自在寺
●41龍光寺 42仏木寺 43明石寺 44大宝寺 45岩屋寺 46浄瑠璃寺 47八坂寺 48西林寺
●49浄土寺 50繁多寺 51石手寺 52太山寺 53円明寺 54延命寺 55南光坊 56泰山寺
●57栄福寺 58仙遊寺 59国分寺 60横峰寺 61香園寺 62宝寿寺 63吉祥寺 64前神寺
●65三角寺 66雲辺寺 67大興寺 68神恵院 69観音寺 70本山寺 71弥谷寺 72曼荼羅寺
●73出釈迦寺 74甲山寺 75善通寺 76金倉寺 77道隆寺 78郷照寺 79天皇寺 80國分寺
●81白峰寺 82根香寺 83一宮寺 84屋島寺 85八栗寺 86志度寺 87長尾寺 88大窪寺
<四国八十八ケ所霊場>
*『四国八十八ヶ所霊場会公式ホームページ』に、遍路の由来、歴史、巡礼の心得、参拝方法、読経、納経、遍路用品、各霊場の情報など、詳しく紹介されています。御朱印帳、御本尊の掛軸や額は守護にもなります。
*『四国別格二十霊場公式サイト』では、四国88ヶ所と別格20ヶ所霊場を合わせて巡る、108煩悩消滅の旅について知ることができます。20ヶ所各霊場で念誦珠をいただくと〈二十寺念誦〉をつくることができます。
*不動明王の霊地を巡る『四国三十六不動霊場』、山岳霊場を体感できる島遍路『小豆島八十八ヶ所霊場』もあります。
*現代の歩き遍路には、GPSやネット配信を活用したサイトやガイドブックが多数ありますが、へんろみち保存協力会が編集している地図「四国遍路ひとり歩き同行二人/2分冊」が便利です。空海が修行された地、番外や奥の院も載っています。また、最古の遍路ガイド本といわれる眞念法師の「四國遍禮道指南(1687年刊)」と合わせて見るのも興味深い。
◌紀行備忘録「遍路風」
「四国遍路」とは通常、四国八十八ヶ所の霊場を巡礼することをいい、その巡礼者は「お遍路さん」と呼ばれ、四国に住む人々には古来より親しまれています。元来、四国生まれの空海大師(774年~835年)が、祈り歩き修行した道であり、庶民の救済や霊験が出現した地に寺院や霊跡の碑等が造られ、その霊場を結ぶ巡礼のルートが「遍路道」として伝承されて来ています。
古来「遍路道」は、密教行者の祈りと修行の道であり、人生に苦悩する人々が大師の救いを願い「命がけ」で巡礼した道、また病や貧困等で社会からドロップアウトした放浪者たちの「死出の旅」の道であったと言われています。
当書「遍路風」は、1980年初期、筆者が「死出の旅」として歩き遍路に出かけ、その後山岳修験を経て、再び自転車遍路を決行した体験をまとめた手記で、四国を密厳浄土として祈り出そうとする行者の教えや巡礼者たちとの出会いを備忘録として編纂したものです。(個人愛蔵版) *目次
◌山岳修験之道---起死回生・Meditation movie
◌遍路の祈り----蘇生- Travel Resurrection
◌復活の炎-----超越-Transcendence